カーボンニュートラルのお話し
- 2025.03.01
カーボンニュートラル(Carbon Neutral) とは、
人間の活動によって排出される 二酸化炭素(CO₂) などの温室効果ガスの量を、
森林の吸収や再生可能エネルギーの利用などで 相殺する考え方です。
具体的な方法
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CO₂の排出を減らす
- 再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力発電など)の活用
- 省エネルギー技術の導入(高効率な電化製品や車の利用)
- 企業や家庭でのエネルギー消費の削減
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CO₂を吸収・除去する
- 森林の保全・植林(木は光合成でCO₂を吸収)
- 土壌や海洋のCO₂吸収力を高める技術
- DAC(直接空気回収技術)などの炭素除去技術
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カーボンオフセット
- どうしても削減できないCO₂を、植林や環境保全活動への投資で埋め合わせる
木材とカーボンニュートラルの関係
- 木材は成長する間にCO₂を吸収 するため、適切に管理された森林から伐採して利用することで、環境負荷を抑えられる
- 木造建築はCO₂を固定する役割 を持ち、鉄やコンクリートよりも環境に優しい素材とされる
- 廃材をエネルギーとして活用(木質バイオマス)すると、化石燃料の代わりになり、CO₂の排出を抑えられる
カーボンニュートラルの目標
世界各国は2050年までにカーボンニュートラルを達成する ことを目指しており、日本も「2050年カーボンニュートラル」を宣言しています。
企業や自治体も、持続可能な社会を目指して取り組みを進めています。
つまり、カーボンニュートラルは「出したCO₂を、吸収・除去してプラスマイナスゼロにする」ことで、地球温暖化を防ぐ仕組み です!
宮川林業では木材を扱う会社としてカーボンニュートラルへのアプローチを考えていく取り組みを
社内で増やしていっております。
皆様も脱炭素社会の取り組みを調べて何かできることはないかと考えてみるのも面白いかもしれませんね。